夫のアビメをグラフにしてみた
こんにちは。夫です。
3月の公開試験を受験したみなさんのお手元にもアビメが届いている頃と思います。
今回は、夫のアビメの推移をグラフにしてみました。グラフ化すればアビメももっと役に立つ、はず。
また、TEX加藤さん作成の換算表で正答数も計算してみました。
果たして、アビメの分析で見えてくるものとは……?
アビメとは?
アビメとは、Ablities Measuredの略です。TOEICの試験の約1か月後に自宅に郵送されてくるスコアシートの項目別正答率のことです。
アビメは、TOEICの問題パートごとの正答率が一目でわかるものではありません。そのため、「わかりにくい」「パートごとの評価にしてほしい」などの意見が多く、TOEICerの間ではおおむね不評です。
とはいえ、アビメを分析することで弱点が見えてくるとも言われます。せっかく送られてくるアビメ、ただ眠らせるのではなく、今後の学習に活かしていきましょう!
というわけで夫のアビメをグラフ化してみたのが下のグラフです。
夫のアビメグラフ
Lのアビメグラフ
予想以上に各能力が上下していました。継続して伸びている能力はなく、正直なところ、どれが苦手でどれが得意なのかグラフを見てもわかりません。
リスニングは毎回ほぼ満点をとっているので、ほんの数問どこを間違ったかによってパラメーターがばらつくのは仕方ないのかもしれません。
Rのアビメグラフ
リーディングも各項目毎回上下していますが、Lに比べれば少しずつ伸びているのがわかります(直近の3月で少し下がっていますが……)。また、「語彙」と「文法」については、他の項目よりも求められる能力と対策法が明確なので、その上下については、次の勉強に活かせると思います。
しかし、夫は、2018年9月以降単語力の強化に励んでおり「単語力はかなり伸びた!」と思っていたのに、「語彙」の項目は9月以前の方が高いという事実が発覚。おそらく1~2問のミスなので誤差の範囲とは思いつつも、勉強法の見直しが必要かもしれません。
※参考までに、夫のLとRのスコアの推移はこちら
(過去記事:夫のスコアの推移をグラフにしてみた - TOEIC夫婦のブログより)。
グラフにしてみた感想
リーディングは頑張っていたはずの「語彙」が(アビメ上は)伸びていないようだということが少し分かりましたが、結局のところ、グラフにしてみてもよくわからないというのが本音です。やはりパートごとの正答数(率)を教えてほしいという思いは変わりません。
ETSの方々にはぜひとも改善をお願いしたいです!
アビメをもっと分析するには?
アビメと各パートの対応関係を知る
アビメの各項目とパート1~7は1対1で対応しているわけではありませんが、一応は各パートとの関連はあるようです。例えば、リスニング項目1の「短い会話、アナウンス、ナレーションなどの中で明確に述べられている情報をもとに要点、目的、基本的な文脈を推測できる 」であれば、パート1と2に対応するなど。
このことについて、詳しくは、ツウさんの以下のブログがわかりやすいと思うので、興味のある方は読んでみてください。
enjoylifeinenglish.blog112.fc2.com
正確に正答数を確認する
TOEIC講師のTEX加藤さんが、ブログでアビメを利用した正解数の換算表を作成・公開しています。自分が受けた問題のフォームの確認の仕方や計算方法については、TEX加藤さんのブログ記事をご参照ください。
なお、リーディングの正答数は換算表を用いても正確にはわからないようです(重複問題を特定することができないため)。
texkatotoeic422.blog33.fc2.com
試しに、このブログの2019/02/09/Satの記事を参考に、夫の2019年1月のアビメ(冒頭の写真)を分析してみます。
リスニングの各項目の平均は、64、65、77、64、52です。この数字から、夫が受験したのは「フォーム4」とわかります。
あとは上記ブログ内のフォーム4の換算表を利用して不正解数を確認するだけです。
夫の1月の不正解数は、次のように算出できました。
項目 |
Lアビメ |
L不正解数 |
Rアビメ |
R不正解数 |
1 |
94 |
1 |
100 |
0 |
2 |
89 |
2 |
100 |
0 |
3 |
100 |
0 |
100 |
0 |
4 |
96 |
2 |
96 |
1 |
5 |
93 |
1 |
95 |
1 |
合計 |
ー |
6 |
ー |
2 |
このように換算してみると、より分かりやすいですね。TEX加藤さんに感謝です。
毎回律義に送られてくるアビメ。
少しでも有効活用したい方に、グラフ化や上に紹介したブログが参考になれば幸いです!