TOEIC勉強法 英語検索のススメ
英語でググる勉強法
みなさん、こんにちは。夫です。
突然ですが、みなさんは知らない言葉に出会ったとき、どうしますか。
とりあえず「検索」しますよね。
検索することは「ググる」、英語でも「Google it.」と動詞にもなっているぐらいです。
せっかく英語を勉強しているなら、英語で検索してみることもおすすめです。
英語で検索することには次のようなメリットがあります。
英語で検索するメリット
1.情報量が桁違い
例えば、最近話題の「MaaS」を検索する場合、日本語では、
「MaaS とは」や、「MaaS 意味」などと検索する人が多いのではないでしょうか。
その結果、ヒットする記事数は次の通りでした。
「MaaS とは」→約 1,870,000 件
「MaaS 意味」→約 279,000 件
一方、英語で「What is MaaS」と検索すると……
「What is MaaS」→約 53,000,000 件
と、一桁違う数の記事がヒットしました。
当たり前といえば当たり前ですが、日本語と英語ではネット上の情報量に大きな差があります。情報量が多ければ自分にとって必要な情報が存在する可能性が高まりますから、多いに越したことはありませんよね。
2.信頼性が高い情報が得やすい
英語の情報は世界中から発信され、読者も世界中にいます。そのため、質の低い、信頼性のない記事は淘汰されていくといわれています。この点については、発信者が多ければ質の低い情報の発信もそれだけ多くなるので確たることは言えないのですが、特に情報の少ない分野においては、素人が発信する不正確な情報が上位に来る確率は低くなっているといえるでしょう。どんなニッチな分野にも、人数が圧倒的に多い英語圏には詳しい人がいるものです。
また、データや科学的根拠の出典となっている論文は英語の場合がほとんどで、その元の情報にアクセスするのも英語の方がスムーズです(日本語の情報だと、元情報の英語記事へのリンクがない場合が多い……)。
3.情報に多様性がある
ネット上の日本語の情報を発信しているのは、ほとんどが日本人です。もとは英語の記事を翻訳したものもありますが、日本人の脳のフィルターを通って発信された情報であることに変わりはありません。
それと比較すると、英語の情報は、様々な国籍、人種、信条の人々が発信しているものです。必然的に、ものの見方や表現等にも多様性があります。多様性のある情報に触れることは、自分の考え方にもプラスの影響を与えてくれると思います。
英語で検索して情報収集をすることで、スパイスのきいた会話のネタをストックできます。英語にしかない情報を発信することができれば、それだけで周りとは違った個性を発信することができるでしょう。
アメリカ版グーグルの利用
ちなみに、普通の日本のPCでグーグルにアクセスすると、
というURLのページが表示されます。URLにある通り、これは日本用のグーグルになります。
米国版グーグルで検索するには、
https://www.google.com/webhp?gl=us&hl=en&gws_rd=cr&pws=0
というURLを利用します。このURLはブックマークしておくと日本語と英語検索の切り替えに便利です。
詳しく知りたい方は、Kenichi Suzukiさんの以下のブログをご参照ください。非常に参考になります。
英語検索できないと情報弱者?
SNSも英語で覗いてみると、一気に世界が広がる感覚があります。また、英語ニュースを読んでいると、特に国際関連では日本語記事にはない情報まで詳しく知ることができます。それに検索での情報入手ルートを付け加えれば、日本語にはない情報へのアクセスがより容易になります。
もはや日本語だけで情報を得ている人は、情報弱者なのかもしれません。
ちなみに、最近読んだ廣津留すみれさん(ハーバード大とジュリアード音楽院を首席卒業)の本にも、英語検索をすることのメリットについて記載がありました。勉強の仕方も参考になるので、気になる方は読んでみてください。