TOEICと風邪と花粉症
風邪・花粉症のシーズンに気をつけたいこと
こんにちは、妻です。
TOEICは当日の自分のコンディション、会場の条件が時として結果を左右しますが、大きな弊害となり得るのが、冬〜春の風邪と花粉症。自分がかかって体調が悪くなってしまうのはもちろん、周囲の人が咳・くしゃみで音を立てるのも、集中の妨げとなってしまいますよね。少しでもいいコンディションで試験にのぞめるよう、コツをまとめました。
体調の悪い人がやるべきこと
試験前に薬を飲む
ただし、副作用で眠くなりにくいもの。
飴をなめる
試験官に事前に許可をとれば、試験中でものど飴などをなめるのはOKです(実際に私もやったことがあります)。ただし、リスニングの重要な部分では絶対に音をたてないように。においもあまりしないものを選んで、あらかじめ机の上にいくつか置いておきましょう。
ティッシュはあらかじめ、裸の状態で出しておく
ティッシュは、パッケージから出して机の上に置いておいてOK、ということになっています。無用な音を立てないためにも、パッケージから出しておくのは忘れずに。
退席する場合は必ず筆談で
理由の如何にかかわらず、試験中の教室内で受験者が声を出すのはNGです。もし体調不良などで退席したい旨を試験官に申し出る場合は、受験票の手元に残っているほうなどにそれを書き、手を上げて試験官を読んで、伝えてください。
咳・くしゃみ・鼻をかむときはタイミングを見計らって
リスニングの本文を読み上げている間に音を立てるのはご法度。咳・くしゃみが出そうになっても、何が何でも我慢しましょう。このコントロールができないくらい具合が悪い場合は、残念ですが欠席してください。TOEIC受験者の中には、昇進・就活・転職など人生がかかっている人もいます。
※Part3,4の問題(問題用紙にも印刷されている文言)が読み上げられている間に音を立てるのは許容範囲だと思います。
周囲の音が気になる人にできること
耳栓をする
こちらも、試験官に許可をとればOK。もちろん、リスニング中は使うわけにはいかないので、リーディングセクションにうつったら装着しましょう。風邪・花粉症の人が多いシーズンは試験中に何かと音がするので、集中力が途切れてしまう人は試してみる価値があります。
座席変更を願い出る
「周囲の人がうるさい」は立派な理由になるので、例えば隣の人があまりにゴホゴホズルズルやっている場合は、12:35〜試験開始前の間の時間に、試験官に座席変更をお願いしましょう。ただ、当人に聞こえてしまうとやや感じが悪いかもしれないので、筆談でこっそり伝える、もしくは音の聞こえを理由にする、などがおすすめです。
体調管理と思いやりが大事!
TOEICに2時間集中しきるためには、体調管理がとても大事。それは自分にとってはもちろん、周囲に迷惑をかけないためにもです。ただ、気をつけていても体調を崩してしまうことはありますよね(それに花粉症の場合は予防できませんし……)。
以前受験したときに、同じ教室に咳をゴホゴホしている男性がいて、正直言ってイヤだなあ……と思っていました。ただ、いざリスニングが始まると、その男性は本文が読み上げられている間は絶対に音を立てず、合間合間に「もう堪え切れない!」といった感じで「ゴホッ、ゴホッ!」と咳をするのです。おそらく他の受験者もこの男性のことが気になっていたはずで、教室中に「このまま頑張れ、頼む、ありがとう……!」という奇妙な連帯感と心地よい緊張感がうまれ(たような気がし)ました。
もし体調を崩してしまった場合は、ぜひ、周囲の人への迷惑を最小限にするという思いやりを持つようにしましょう。